「企業群の急速な成長が、自分の可能性を広げる」AI人材が新卒でミダスキャピタルを選んだ理由

PEファンドが新卒採用をすること自体が珍しい中で、ミダスキャピタルでは新卒としてAI人材の採用を進めています。桝田拓磨さんは2023年に、上山千乃さん、松下寛典さんは2025年に新卒でミダスキャピタルに入社しました。3人は東京大学出身で、在学中からエンジニアコミュニティーの創設や、起業、上場企業の生成AIプロダクトを支援してきたAI人材です。3人はなぜミダスキャピタルを選んだのでしょうか。入社の決め手や仕事について聞きました。

◆プロフィール

桝田拓磨(ますだ・たくま)氏

東京大学工学部電子情報工学科を卒業。学生時代には200名を超える大規模ハッカソンを企画・運営し、東大内にエンジニアのコミュニティーを創設。在学中に自らシステム開発会社を立ち上げ、取締役として事業の急成長をリード。2023年1月にミダスキャピタルへ新卒入社後は、投資先企業群の戦略立案・実行支援からM&A実務まで幅広く従事。

上山千乃(うえやま・ゆきの)氏

東京大学工学部システム創成学科を卒業。大学時代はエンジニアサークルUTTCに所属し、プログラミング初心者ながらサークル内ハッカソンで最優秀賞を受賞。ビジネス・テック合わせ全7社でインターン経験を積んだ後、2025年4月に新卒でミダスキャピタル入社。

松下寛典(まつした・ひろのり)氏

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻修士課程を修了後、同研究科技術経営戦略学専攻博士課程に進学。在学中に複数の学生団体を立ち上げる一方、生成AIのシステム開発会社を創業し、上場企業を含む複数社の生成AIプロダクト開発を支援。2025年4月に新卒でミダスキャピタル入社。

AI分野の傑出人材との出会いが刺激に

――みなさんは、どのような経緯でミダスキャピタルと出会い、入社を決めたのでしょうか。

桝田 最初の接点は、東京大学在学中にミダスキャピタルのテックチームが開催したイベントでサポート役を務めたときでした。その後、UTTC(UTokyo Tech Club)というエンジニアサークルの立ち上げで、ミダスキャピタルのメンバーや投資先企業群の経営者と関わりが増えました。日本ディープラーニング協会理事の南野充則さんや日本CTO協会理事の今村雅幸さんというAIに精通したスーパースターたちがミダスキャピタルの投資先企業群に集まっていることに刺激を受けました。

もともと金融やPEファンドを目指していたわけではありませんし、起業という選択肢もありましたが、南野さんや今村さん、吉村さん(ミダスキャピタル代表パートナー)といった傑出した人たちと一緒に働きたいと思ったことが入社の決め手となりました。

上山千乃さん

上山 もともと興味の対象が多く、学生時代は7つのサークルを掛け持ちしていました。特に情熱を注いでいたのは、エンジニアリングとビジネスです。

インターンも複数社経験し、ミダスのインターンには2025年1月から参画しました。他のインターン先はテック企業が中心だったのですが、自分が関われるプロジェクトの幅が限られてしまうと感じたんです。一方、ミダスキャピタルなら投資先企業群の様々なプロジェクトに関われる。自分の可能性を広げたいと入社を決めました。一人が複数のプロジェクトを主導し、大きな裁量を持って動いている環境に飛び込みたかったのです。

松下 私は学生時代に生成AIのシステム開発会社を立ち上げて、GROWTH VERSEの現CTO・南野充則さんと協働する機会がありました。「AISEO」というサービス開発を通じて信頼関係を築き、その縁で南野さんから吉村代表を紹介していただいたのが入社のきっかけです。PEファンドに興味はありましたが、業界で選んだというよりはミダスキャピタルだから入社を決めた感じです。描く未来像や成長戦略、常に新しい挑戦を続ける企業文化に惹かれました。

――周りが外資系投資銀行やコンサル、IT大手といった就職先を選ぶ中、迷いはありませんでしたか。

桝田 3人に共通しているのが「PEファンドに入社した」というよりも「ミダスキャピタルの一員になった」という感覚が強いことですね。業界から企業を選んだのではなく、まずミダスキャピタルという特別な組織との出会いがあり、そこで働きたいと思った結果、たまたまPEファンドだった。そんな感覚だと思います。

入社直後の壁を乗り越えた仕事とは?

――桝田さんは2023年1月に入社後、どのような業務で力を発揮されてきましたか?

桝田 入社して2カ月ぐらいは苦しかったです。当時はChat GPTが出てきた時期だったので、Chat GPTを活用しながら新規事業の立ち上げを探っていました。ですが、形になるようなアイデアがわかず、自分の力不足を痛感する日々でした。期待をかけてもらっていたぶん、悔しかったですね。

転機は、プリンシパルとしてミダスキャピタルに参画された朝倉悟郎さんとの仕事です。ミダスキャピタル投資先企業群のバリューアップチームに入り、コンサルティングファーム出身の朝倉さんから、戦略策定から新規事業の立ち上げ、思考プロセスまでビジネス全般を教えてもらいました。メールの書き方一つをとっても、朝倉さんの指導には一貫した原理原則があり、ビジネスパーソンとしてのターニングポイントとなりました。

桝田拓磨さん

――入社から今まで、最も印象に残ったプロジェクトは何でしょうか。

桝田 ミダスキャピタル投資先企業であるGROWTH VERSEが買い手としてM&Aを実行する際の支援を行うプロジェクトです。対象事業の分析や競合調査、財務デューデリジェンスといったM&Aの実務プロセスやステークホルダーとの調整など、主体的に手を動かしながら学べました。また、M&Aした会社をさらに伸ばすPMIの経験も自信になりましたね。入社1〜2年目でも、チームが大きくないので、オーナーシップを持ってプロジェクトを進められることがミダスキャピタルの特徴だと思います。

――上山さんと松下さんは、入社して間もないですが実際に働いてみてどんな印象ですか。

上山 まだ1カ月ほどですが、非常に刺激を受けています。他社では一人一つのプロジェクトを担当するケースが多いように思いますが、ミダスキャピタルでは一人が複数のプロジェクトに取り組んでいます。マネジメント能力や思考の切り替えの速さには驚かされます。

現在は朝倉さんのサポートを受けながらプロジェクトを進めている段階ですが、早く自分でマネジメントできるよう成長していきたいです。

松下寛典さん

松下 現在は早速AIに関連するプロジェクトに携わっています。フラットに最初から意見を聞いてくださっているのがありがたいですが、その分いち早くアウトプットベースで自分が携わることによるバリューを感じてもらえるように精進していきたいと強く感じます。

桝田 松下さんはAIに関する知見が深く、AIを活用したビジネスモデルについて彼に壁打ちをさせてもらうと、解像度が大きく上がります。AIは新技術へのキャッチアップに意識が向きがちですが、松下さんはAIで変えられない本質的な部分を見極めた上で、実務への活用を考えています。そこが傑出した点だと思います。

松下 私はビジネス面では未熟ですが、自分の持っているAIの知見を桝田さんが実務の場で展開してくれるので、議論することでアイデアが急速に洗練されていきます。桝田さんは前日ニュースなどで少し話題になったことを翌日には調査済みということもあり、キャッチアップの速さは見習いたいです。

上山 私は2人ほどAIに詳しくありませんが、桝田さんと松下さんが日々交わす議論を聞いているだけでも大きな刺激になります。

豊富な成長機会を得られるのが、ミダスの魅力

――就職活動中の人たちに、ミダスキャピタルで働く魅力を教えてください。

桝田 ミダスキャピタルに新卒入社する最大の魅力は、豊富な成長機会にあります。ミダス企業群各社が急速に成長しており、各々がM&Aを実行することで、個人に任される範囲が広くなり個人としての成長機会に恵まれます。これは既に仕組みが確立された大企業やメガベンチャーでは起こり得ないことであり、ミダスへ入社することの最大のメリットだと感じています。

松下 桝田さんや先輩を見ていると、ミダスではバイネーム(個人名)で仕事を任せてもらえる環境が整っています。大企業の新卒だと数十人、数百人の同期の中の一人になってしまいますが、ミダスでは最初から個人として仕事を任されます。そうした仕事の積み重ねが個人の成長と自信につながると実感しています。

上山 新卒ではありえないような裁量の大きい仕事を任せてもらえ、また、一度に複数のプロジェクトを並行して担当することもあるため、学びや成長の機会が多く得られます。

桝田 自分で起業したい方にとっても、ミダスは価値ある場所です。私自身も起業したときは手探りの連続でしたが、ミダスには偉大な会社を創るチーム、メソッド、文化があります。起業を志す方にとっても、事業拡大の基本的な考え方やメソッドを学び、実践経験を積める場になるでしょう。

――就職活動中の学生だけではなく、起業を考える人にもミダスキャピタルは選択肢になりそうですね。ありがとうございました。

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