経営者として、高い視座を掲げ続けたい。組織作りに全力を傾ける ミダスキャピタルHRディレクター小林駿氏

2022年2月、ミダスキャピタルに入社した小林駿氏。経営コンサルタントとしてのキャリアを皮切りに、起業や新規事業立ち上げなど一貫して経営に携わって来ました。経営者として常に成長し続けたいと語る小林氏。ミダスとの出会い、そしてディレクターとしての熱い思いについてお伺いしました。

 

◆プロフィール

株式会社ミダスキャピタル
ディレクター 小林駿(こばやし・しゅん)氏

東京大学経済学部経営学科卒業。A.T.カーニー株式会社に入社し、消費財業界を中心とした経営コンサルティングに従事。2015年に株式会社オースタンスを共同創業し、取締役として事業立ち上げ・組織作りに従事。2019年、株式会社WARCに入社。執行役員として、スタートアップ特化の人材紹介事業を立ち上げるなど経営に携わった後に、株式会社ミダスキャピタルに入社。投資先に対する組織・採用面を中心としたバリューアップ支援にディレクターとして従事。

 

20代で起業を経験、経営して分かった「自分の限界」

――経営への興味は学生時代からあったのですか?

はい、ありました。法学部に進むつもりで大学に入学しましたが、入学早々に法律は自分に合っていないなと悟りまして(笑)。偶然、起業サークルと出会って「ビジネス=社会課題の解決」であることに気づいて非常に面白さを感じたんです。それが私のキャリアの原点ですね。

ただ、一方では学生としてビジネスに取り組もうとする中での未熟さも感じていたので、このまま起業や経営に携わっても失敗すると思いました。そこでまず、自分のファーストキャリアとして成長角度を最大化できるところ、且つ経営や戦略を学べるところで働く必要があると考え、コンサル業界を志望し、A.T.カーニーに入社しました。

 

――コンサル会社に勤めたあと、2015年にオースタンスを起業、その後はWARCで執行役員と一貫して経営者として経験を積まれています。

その当時、A.T.カーニーを辞める気は全くありませんでした。20代のうちにマネージャーになりたいなと思ってがむしゃらに働いていましたが、たまたまオースタンスの共同創業者となる社長と出会って話をするうちに、自身の想定より早いものの「経営をここで経験できるのは面白い」と思ったんです。エンタメの雇用創出という事業プランは、まさに私のやりたい領域でもあったので。

オースタンスでは、創業から業界最大手との契約獲得、億単位の事業への成長に主体として関与できましたが、事業の頭打ちを前に大きな限界も感じました。特にそれは組織軸からで、自分が経営者として作りたい組織を考えたとき、そこに対して自分の実力や自分がやっていた事業が全く及んでいないと気づきました。

頑張って泳いでいるのだけど泳ぎ方が分かっていないというか。当時は、この状況に足りないものはなんだろうとずっと考えていました。そのタイミングで独立することも考えたのですが、それではまた同じことを繰り返すおそれがあります。自分に足りないものは何か捉え、鍛え直した方がいいと思い、2018年の年末に退任しました。そして、シリアルアントレプレナーたちと仕事をすることで足りないものが何かわかるのではないかと思い、創業間もないWARCに10人目くらいで飛び込みました。

そのWARCで執行役員として人材紹介の事業部を立ち上げた経験は、1つの成功体験でした。最高の組織を作るという旗のもと、2人から20人規模へと組織を拡大・成長させたことは自分の自信にもなりましたし、HR・組織作りという今も向き合うテーマとの出会いという意味でも意義深いものでした。

ミダスなら圧倒的な「景色」が見られると確信

――ミダスとの出会いをお聞かせください。

当時、じげんのCFOだった寺田修輔さん(現ミダス取締役パートナー)とイベントで話す機会があり、その時から寺田さんといつか働きたいなという思いはありました。寺田さんの仕事に対するストイックさ、ディシプリン(自己規律)の強さ、常にロジックに裏打ちされた言動といった部分に惹かれていたためです。

その寺田さんがミダスに参画したと聞き、興味を持ったのがミダスを最初に認知したタイミングです。その後、自らのキャリアを考える中で、数年先にファンドの投資先で連続的に経営に携わるのは面白そうだと思っていた矢先、寺田さんがフェイスブックに「投資先での経営者を募集しています」と投稿していたのを見かけ、「5年先でもよければ、興味があります」とメッセンジャーで連絡しました。

 

――実際に寺田氏と話した印象はどうでしたか?

一番、刺さったのは「景色」というキーワードが出た瞬間ですね。寺田さんと話していて、「ミダスはとにかく視座が高く、見ている景色が高いぞ」と。

そのタイミングはたまたま自分の経営者としての足りなさとは、「視座の低さ」、つまり見ている景色の低さだと腑に落ちてきていたところだったんです。この視座を上げないと自分は経営者として大成できないだろうと痛感しました。

そこにミダスの「世界に冠たる企業群を創る」というビジョン、投資先時価総額合計1兆・10兆・100兆という目標、さらに「この景色をみんなで見るために傑出した経営者が群をつくる」という話を聞き、聞いて雷に打たれた思いでした。これで一気に気持ちが傾き、ミダスに入社することを決意しました。

ミダスキャピタルに集う傑出した経営者たちの「視座」

――2022年2月にミダスにジョインし、1年4ヶ月が経ちました。小林さんの感じるミダスの魅力とは何でしょうか?

入社当初よりも更に視座の高さを強く実感しています。隔月でメンバーが一堂に会する総会がありますが、ここで発信される各社の勢い、コミットメント、視座の高さ、またお互い助け合うことに対する意識は、類を見ないと思います。

特に素晴らしいと感じているのは、リファラル採用に全力で取り組む点です。リファラル採用は、一般的には前職の同僚や知り合いなどを自社に紹介することを指しますが、ミダスの場合はそれだけではなく、自社以外のミダスキャピタル投資先企業への紹介も行います。

もちろん最終的に採用するかどうかは各社の判断ですが、そもそも紹介自体がそれぞれの会社の魅力や必要とする人材を深く理解していないと出来ないこと。それはミダスキャピタル投資先企業の相互扶助への意識の高さがあるからこそ、できることだと思います。そしてそれこそが、CFO、CTOという巷では採用が難しいと言われるポジションに対して傑出した方が集まる背景だと考えています。

こうした熱量や求心力の根底には、もちろんミダス独特の座組みもあるのですが、私はミダスキャピタル代表の吉村さんの人柄に紐づいている部分が非常に大きいと感じています。

 

――小林さんから見た吉村氏の印象を教えてください。

吉村さんは本当にピュアな方だなと感じています。ミダスキャピタル創業時から全くぶれない信念、ビジョン・高い目標を持ち続け、その達成を心から信じていること。また、中学生のころからの思いをピュアに持ち続け、純然たる社会貢献を目的とした財団に取り組まれている点などに、その人柄がよく表れていると思います。

それに加え、吉村さんのリーダーシップは調和型。全員がうまくいくように支えるいわばサーバント型のリーダーシップだと感じています。このミダスキャピタルという座組みをうまくまとめられているのは、吉村さんだからでしょう。全く偉ぶらない、謙虚な姿勢というのは心から尊敬しています。

 

――現在のディレクターとしての仕事を教えてください。

企業群の時価総額合計1兆円という目標を達成するために必要なバリューアップのうち、特に組織や採用などのHRという切り口に特化しているのが私のミッションです。

大きく分けると2つで、1つは投資先を横断で見て、事業成長に繋がるような人材をリクルーティングする、いわゆるヘッドハンター的な動きです。これは必ずしも顕在化した求人ではなく、経営観点でその会社に今後必要になりそうな人材を提案するということも含まれます。もう1つは特定の投資先に深く入り込む形で、その会社の役員・人事とまさに机を並べて、ハンズオンでHR関連のイシュー解決に向けた支援をするというものです

 

――今までの経歴がミダスに活かせていると感じる点について、また、それを踏まえてどのような人材をミダスに迎え入れたいでしょうか。

やはり、自分で経営をしてきた経験というのが一番効いています。経営者として責任を負って意思決定したことは、仮にそれが失敗や挫折を伴うものだったとしても、キャリアという観点では必ずしもマイナスなことばかりではないと思います。

私自身も、起業して経営をしている中で身に着けたマインドセットのおかげで、今の仕事もすべて「自分ごと」として捉える習慣が身についていると感じます。

かつて経営にかかわっていた方や、経営者としてさらに高みを目指したいと考えている方にこそ、ぜひ一度私たちの話を聞いてもらいたいです。かつての私のように、衝撃と強い共感を持ってミダスキャピタルを受け止めてもらえる。そう信じています。

――ありがとうございました。

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