企業のグロースを担う先には「社会をより良い方向へ」という想い ミダスプリンシパル朝倉悟郎氏

2023年4月、ミダスキャピタルのプリンシパルに就任した朝倉悟郎氏。同氏はこれまで、業界業種、フェーズに囚われず多種多様なビジネスにコンサルタントとして関わってきました。自身の強みをミダスで活かせると確信した理由とは何か。そこには「社会をより良い方向に変革したい」という強い想いがありました。

 

◆プロフィール

株式会社ミダスキャピタル プリンシパル
朝倉悟郎(あさくら・ごろう)氏

東京大学大学院工学系研究科卒業。マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、小売、公共インフラなどの業種にて、中長期戦略立案/新規事業立ち上げ/現場業務改革などを担当。株式会社ロコンドの立ち上げを経て、2014年、YCPグループにジョイン。ディレクター、パートナーとして小売、消費財、ヘルスケア、通信、製造、エンタメなどの業種にて、事業戦略策定、新規事業戦略策定、海外展開戦略策定、営業組織改善、人事制度見直し、システム導入などに従事。2023年4月、株式会社ミダスキャピタルに入社し、プリンシパル就任

 

建築学科で学んだ知識をコンサルで活かしたい

――改めて朝倉さんのこれまでの経歴についてお伺いします。大学では建築学を専攻し、卒業後は戦略系コンサルティングファームへ就職されています。

そもそもは建築家になりたいと思っていました。技術そのものよりもそれがもたらす社会の変化に関心があり、技術とビジネスとアートが重なる建築学に惹かれました。大学時代は製図室に泊まり込みながら建築意匠の勉強に打ち込み、建築学科進学後の初めての設計課題では、外部の賞を受賞しています。

一方で、もともとロジカルな思考が強く、建築家の安藤忠雄先生の事務所でサマーインターンを経験したことをきっかけに、「自分の指向をビジネスに活かすほうが社会にインパクトを与えられるのではないか」という思いが強まりました。大学院卒業後はコンサル業界を志望し、マッキンゼー・アンド・カンパニーに就職しました。

 

―2008年のマッキンゼー入社後は事業会社も含め、以後コンサルティング業務での経験が豊富です。

マッキンゼーで3年間働いた後、ロコンドに転職し、その後はYCPで9年間を過ごしました。YCPはコンサルティングファームでありながらPEファンドの側面を持ち、自社で事業を運営しています。ここなら机上の空論ではなく、きちんと業績が改善するようなインパクトを出すことができるのではないかと思い、入社を決めました。

同社にはコンサル出身者はもちろん、投資銀行やマーケティング経験者など多様な人材が集まっていたので、自身が知らない分野のノウハウを吸収することができました。また顧客の企業か自社の事業かを問わずに業績をあげることにこだわる姿勢は、私のキャリア形成に大いに役立ったと思います。

 

「社会をより良くしたい」というミダスの想いに共感

――ミダスとの出会いについて教えてください。

2022年の10月に、ミダスで働いていた大学の後輩と食事をする機会がありました。当時は特に転職を考えていたわけではなかったのですが、「起業家×ビジネスプロフェッショナル集団」という他では見かけない才能の組み合わせで事業の成長を目指しているという話を聞き、強く惹かれました。その後、吉村さんと対面して話したことで、入社を決断した次第です。

 

――ミダス代表パートナーの吉村氏と対面された時の印象はどうでしたか?

一言でいうと、今まで見たことがないタイプの方でした。実際に会うまでは厳しい方なのかと勝手に想像していたのですが、とても穏やかで優しい語り口に驚きました。その一方で強い想いを秘めていて、起業家としてのエネルギーも感じました。

ミダスは「Give & Share」を徹底している組織ですが、吉村さんの信念が根本にあることは間違いありません。ミダスが時価総額を目標に掲げていることは、吉村さんが周囲の人間の成功を願っていることの現れだと思っています。ただ、彼が見ている景色はおそらくそれよりも先にあるはず。「Give & Share」をミダスの枠内にとどめず、社会をより良く大きく変えていきたいと考えているのでしょう。

その一つの表れがミダス財団の活動です。一過性の資金投下にとどまらず、20年後、30年後まで見越した自社の事業として社会貢献活動に取り組んでいます。さらにその指揮を吉村さん自身が取っている。この想いの強さと姿勢が、ミダスそのものの存在と各企業の成長を支えているのではないかと考えています。

 

――それは朝倉さんのビジネスに対する想いと重なるところですか?

その通りです。私自身は、社会的な成功や名誉が欲しいという想いはそこまで強くありません。「事業を通じて社会が良くなる方向に変革を起こす」ことに満足感を感じる人間です。また同時に何よりも先立つものが大事だとも思っており、まさしくミダスの方向性と自分のやりたい事が一致していると感じています。

 

 

企業のグロースに貢献するため、自分のキャリアをフル活用していきたい

――入社して約2ヶ月が経ちました。実際に入社されてミダスの印象はいかがですか。

とにかく皆さん優しいですね(笑)。相互扶助の文化が浸透していて、信じられないくらいサポーティブ。これは「Give & Share」がミダスの根幹として根付いている証拠です。どんな小さいことでも質問をするとすぐに打ち合わせを設定してもらえるので、ありがたいです。

経営会議も時に笑いが起こるほど和やかな一方、メリハリもはっきりしています。仕事をする上で余計なストレスを感じない環境は、社内の文化に加えて一人一人の人徳の成せるところだと実感しています。

 

―ミダスで朝倉さんが活かせると思う、ご自身の強みを教えてください。

一つは非常に多岐にわたる業界・業種、フェーズの経験と、それに基づく知見です。もう一つは、実際に事業に携わって業績改善をしてきた点。これは他のコンサルタントにはあまりない特徴ではないかと考えています。

一般的にコンサルティングファームでは得意な領域を絞りプロフェッショナルとしてキャリアを重ねていくと思うのですが、私はありがたいことにさまざまな分野を担当させてもらいました。鉄鋼業のような重厚長大の企業から中小規模の食品工場、スーパーやドラッグストアなどの小売から消費財メーカー、飲食チェーン、通信系やシステム会社、メディア、エンタメ業界など担当した企業は多岐に渡ります。戦略の策定から新規事業の立ち上げ、現場の業務改善、ビジネスDDから100日プランの策定とその実行にも関わりました。日本だけではなく、上海に駐在して中国や東南アジアのビジネスに関わったことや、クライアント企業の海外事業部長として海外で事業を立ち上げた経験もあります。

裏を返せば、「特別に強い領域」があるとはいえないかもしれません。でも業界も業種もフェーズも多岐に渡る投資先を対象としているミダスとは、相性が良いと感じています。

 

―これから具体的に関わっていきたい事業について教えてください。

起業家とビジネスプロフェッショナルの「掛け算」の部分を、さらにシステム化していきたいです。また相互扶助の文化を土台に、ミダス本部や投資先企業群メンバーの知見をフル活用してグロースに繋げていきたいと考えています。

ミダスには傑出した人材どうしを掛け合わせてインパクトをもたらす環境が備わっています。「我こそは」と思われる方がいましたら、ぜひご一緒できれば幸いです。

 

――ありがとうございました。

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